巨人元投手、桑田さんの元義兄初公判 詐欺事件の認否保留(産経新聞)

 旅館の売買の仲介を装い多額の約3億円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた会社役員、長田喜弘被告(51)の初公判が27日、横浜地裁(佐脇有紀裁判官)で開かれた。長田被告側は起訴内容について認否をしなかったため、公判は進まず閉廷した。

 長田被告はプロ野球巨人の元投手で米大リーグ・パイレーツでも活躍した桑田真澄さんの姉の元夫。法廷には白の上下のスポーツウエアで入り、神妙な面持ちで裁判官の人定質問などに答えていた。

 起訴状によると、長田被告は平成17年3月、横浜市のホテルで同市の男性に大分県の旅館の買収話を持ちかけ、約3億円を振り込ませるなどしてだまし取ったとしている。

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